わたしたちは、生活困窮をはじめとした悩みごと、困りごとを抱えている方に相談会や夜回り、アウトリーチを通じて出会い、困難や課題の解消に向けてともに考え「より良い生活」を取り戻すためのお手伝いをしています。
主な事業・活動
- 困窮者への生活相談援助活動事業
- 電話・メール・チャット等による非対面相談
- サポートセンター「相談室」での対面相談
- 練馬地域への出張相談会
- 実施機関・関係機関への同行支援
- 困窮者への緊急一時支援事業
- フードバンク石神井
- 食べきれない、余ってしまった食料を生活困窮等により食料を必要とする人へ届ける活動
- 石神井だれでも食堂
- 孤食対策、緊急支援
- 緊急宿泊プログラム
- 居所喪失状態にある人への一時的な宿泊提供
- シェルター(一時住宅)
- 施設での集団生活に代わる「住まいからはじまる」ハウジングファースト型のシェルターの運営
- フードバンク石神井
- 困窮者を取り巻く諸問題に関する調査研究・啓発・広報事業
- 情報交換及びネットワークの構築事業
ごあいさつ

わかちあい練馬は、2021年に「ふっとばそう貧困in練馬」として、区職員やそのOB・OG、貧困や孤立・孤独の問題に関心をもつ市民らによって結成されました。
結成以来、生活や住まい、仕事に関するご相談をお受けする「なんでも相談会」やフードパントリー、住まいを失いそうな方や極度の困窮状態にある方への緊急相談・駆けつけ支援などに取り組んできました。
2022年からは、区民からの情報提供を受け、区内で路上生活状態にある方一人ひとりを訪ね、声かけや相談、一時的な食料や日用品の提供を行うとともに、必要に応じて宿泊支援や翌日以降の福祉事務所への同行支援を行う「夜回り」の活動をはじめました。
2023年には、「夜回り」の活動の中で、路上生活から脱したいという方と出会い、協力団体との連携のもとシェルターを開設しました。これまでに6名の方が路上生活から脱し、シェルターを経て生活保護を利用しながら生活再建に取り組み、それぞれ自らのアパートを契約して地域生活を始められました。
日々の活動の中で課題を見つけ、その解消・改善のために皆で話し合いながら新たな取り組みをはじめています。
私たちの活動は発展途上です。また、受益者から対価を得ることができないため、寄付や助成金に頼らざるを得ません。しかし、なかなか必要な支援を得られず、日々、事業の停止・縮小の危機に直面しています。
どうか私たちの活動にご賛同いただき、あたたかいご支援をお寄せいただけますと幸いです。
特定非営利活動法人わかちあい練馬
設立代表者 / 事務局長・理事 幸田 良佑
幸田良佑 プロフィール
2003年生。名古屋市出身。
2021年に自由学園を卒業後、東洋大学社会学部に入学。現在、第2部社会学科4年生。
同年、報道番組の制作会社を経て、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団(現:労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団)入団。放課後全児童事業に従事。
2022年に同事業団を退団。特定非営利活動法人TENOHASIへ入職。生活困窮、路上生活状態にある人々への相談援助活動に従事する。
同年、特定非営利活動法人わかちあい練馬を設立。現在、同法人の事務局長・理事。