「まず、危機に立ち会うこと」が、私たちのミッションです。
居所喪失、生活困窮状態にある人々にアウトリーチを通じて出会い、「安心できるくらし」を取り戻すためのお手伝いをしています。
沿革
区民が始めた集まりが、練馬の受け皿になるまで
2021年に有志の集まりとして始まり、目の前の必要に応じて事業を増やしてきました。すべて、現場で出会った人の困りごとが出発点です。
2021
結成
区職員やそのOB・OG、貧困や孤立の問題に関心をもつ市民らが集まり、「ふっとばそう貧困in練馬」として発足。第1回「食品配布・相談会」を開催。
2022
夜回りの開始
区民からの情報提供をもとに、光が丘地域で路上生活状態にある方一人ひとりを訪ね、安否確認と食料・生活必需品の提供を始める。
2023
NPO法人化とシェルター
特定非営利活動法人の設立認証を取得。シェルターを開設し、初年度に6名の方を路上生活からアパートへつなぐ。
2024→
拠点と居場所へ
ふらっとほーむ石神井、だれでも食堂、フードバンク、こども・若者の居場所を順次開設。2026年、こども事業をちゃんちーず労働者協同組合へ移行。
年表をすべて見る(2021年〜)
2021年
- 4月「ふっとばそう貧困in練馬」として発足。地域のネットワーク「サポート練馬」に参画
- 11月第1回「食品配布・相談会」を開催。TBS「news23」、週刊金曜日などで報道
- 12月大晦日の「たすけあいお弁当配り@練馬」に協力
2022年
- 通年Amazonほしい物リスト、クレジットカード決済、Syncableを順次開設
- 10月「練馬・夜回り」を開始
2023年
- 2月特定非営利活動法人の設立認証を取得(設立日は2021年4月1日)
- 通年シェルターを開設。「なんでも相談会」と夜回りを毎月継続
- 12月赤い羽根共同募金「生活困窮者への緊急支援活動助成」に採択
2024年
- 5月地域拠点「ふらっとほーむ石神井」を開設
- 6月「石神井だれでも食堂」を開始
- 通年フードバンクねりまの稼働を本格化。赤い羽根共同募金の助成2件に採択
2025年
- 4月こどもの居場所「氷川台てんぐちゃんち」を開設
- 5月練馬区の空き家活用の呼びかけを開始。若者向けシェアハウス「CDH氷川台」につながる
- 7月内閣府「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」に参画。ホームレス支援全国ネットワーク、練馬区社会福祉協議会などにも加入
2026年
- 7月「とんぼちゃんち」を開始。東京新聞・J-WAVEで紹介される
- 9月こども・若者事業をちゃんちーず労働者協同組合へ移行
主な事業・活動
1
生活相談援助活動事業
くらし・住まい・仕事・お金・家族の相談。必要に応じて区内の相談機関へのつなぎと同行支援を行います。
2
アウトリーチ事業
毎週月曜日、光が丘地域で路上生活状態にある方を訪ね、安否確認と食料・生活必需品の提供、路上脱出の相談を行っています。
3
緊急一時支援事業
シェルター、支援付シェアハウス、フードバンクねりま、石神井だれでも食堂。今日をしのぐ食と住まいを届けます。
4
地域の居場所づくり事業
ふらっとほーむ石神井、コモンズ氷川台、てんぐちゃんち、とんぼちゃんち。誰でも立ち寄れる場所を地域につくります。
5
調査研究・啓発・広報事業
路上生活状態にある人々への偏見や無理解の解消、福祉行政の問題点の追求、研修会などに取り組んでいます。
6
情報交換及びネットワークの構築
地元自治体・連携団体などと福祉施策の情報共有・提供、支援ネットワークの構築を図っています。
ごあいさつ
私たちの活動は発展途上です。

私たちは「危機に立ち会う」ことを大切にしています。住まいを失いそうになっている人、今夜泊まる場所がない人、所持金が尽きかけている人。相談の多くは、ぎりぎりの状況になってから届きます。そのとき必要なのは、制度の説明をして終わることではなく、その人が危機を抜けるまで一緒にいることです。役所の窓口に同行し、泊まる場所を確保し、アパートへの入居までをつなぐ。私たちの支援は、本人が「もうだめだ」と思う場面に、その場で立ち会うことから始まります。
夜回りでは路上で過ごす人を訪ね、シェルターでは住まいを失った人が次の生活に移るまでを支えています。また、氷川台では、こどもたちが放課後や休日に安心して過ごせる居場所を開いています。こどもや若者の困りごとも、大人の生活困窮も、根っこはつながっています。危機が深まる前に出会える場所をつくることも、私たちの大切な役割です。
こうした活動の多くは、公的な制度の枠からこぼれる部分を担っています。制度にあてはまらない、すぐには結果が見えない、けれども目の前の人にとっては欠かせない支援です。だからこそ、皆さまからのご寄付が活動を支える大きな力になっています。ご寄付は、緊急時の宿泊費や食費、相談・同行支援の体制づくり、居場所の運営などに大切に使わせていただきます。
誰かが危機に直面したとき、ひとりにしない。そのための支援を、これからも続けていきます。どうか、私たちとともに立ち会う仲間になってください。
プロフィール
2003年生。名古屋市出身。自由学園卒。
インターネット報道、児童館・放課後教室、都内のホームレス・生活困窮者支援NPO勤務を経て、2022年に特定非営利活動法人わかちあい練馬を設立。理事、事務局長を経て、現在、代表理事を務める。
当法人を母体に2026年9月に設立されたちゃんちーず労働者協同組合の理事長も兼務。
一般社団法人反貧困ネットワーク職員。区内の公立小学校や放課後等デイサービスなどで非常勤の支援員も務めている。
役員の構成
| 役職 | 氏名 | 兼職等 |
|---|---|---|
| 代表理事 | 幸田良佑 | ちゃんちーず労働者協同組合 理事長 特定非営利活動法人わかちあい練馬 事務局長 認定NPO法人ACT練馬たすけあいワーカーズふろしき 理事 特定非営利活動法人練馬人権センター 理事 一般社団法人反貧困ネットワーク 事務局職員 |
| 理事 | 酒井祐子 | |
| 理事 | 高野慎太郎 | 東京大学教育学部附属中等教育学校 教諭 |
| 理事 | 松原由美 | 一般社団法人CoCo SoRa 代表理事 社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師・子ども家庭ソーシャルワーカー |
| 監事 | 菅原英倫 | 労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 東京北部事業本部 社会福祉士・介護福祉士 |
| 監事 | 武石晶子 |
活動を支えてくださっている皆さま
わかちあい練馬の活動は、公的助成と企業・団体のご協力、そして市民の皆さまからのご寄付で成り立っています。





